看板を作るときに
知っておきたいこと
種類ごとに何が違うのか、見積書はどこを見るのか、相談から取り付けまでどう進むのか。 都道府県を問わず共通する話をまとめました。業者は各県のページへ。
看板を作ることになる場面
同じ「作る」でも、理由によって決めることが変わります。
看板は工事の終盤に回されがちですが、取り付ける下地と電源の位置は内装工事のうちに決めておく必要があります。内装業者との打ち合わせに間に合うよう、早めに相談しておくと後戻りがありません。
移転先が決まったら、まず建物のどこに出せるかを見てもらいます。ビルのテナントなら、貸主が決めた場所と大きさの範囲でしか出せないことがあります。
面板の張り替えで済むのか、下地から作り直すのかで金額が変わります。いまの看板の写真を見せて相談するのが早道です。
色があせた、照明が入らなくなった、金具がさびた。付け替えるなら、外す作業と作る作業を同じ会社に頼めると話が早くなります。
電飾やLEDに替えると、営業時間の見え方が変わります。電気工事をともなうため、扱える会社かどうかを先に確かめてください。
建物の壁だけでなく、突き出した袖看板や、道路沿いのポール看板という選び方もあります。ただし出せる場所と大きさには決まりがあります。
看板の種類
見え方も、費用の決まり方も、種類によって変わります。
建物の壁に付ける、いちばん一般的なもの。面積と材質で本体の額が決まり、付ける高さで施工費が変わります。
文字を一つずつ切り出して壁に留めるもの。板に印刷したものとは見え方が変わり、そのぶん手間もかかります。
中に照明が入るもの。電気工事をともないます。電源をどこから引くかで工事の範囲が変わります。
建物から道路側へ張り出すもの。歩いてくる人から見つけてもらいやすい反面、出せる大きさに決まりがあります。
地面に支柱を立てるもの。基礎工事をともなうため、本体より施工のほうが高くつくことがあります。
店先に置くもの。工事が要らないので、金額を出しやすい種類です。
ガラスや壁に貼るもの。文字数と面積で決まります。文字だけの張り替えにも使えます。
日よけを兼ねるテントや、期間を区切って出す幕。布ものは張り替えができます。
窓ガラスに貼るもの。中が見えすぎるのを抑えつつ、店名を出せます。
案内板、料金表、メニュー。屋外広告物の許可は要りませんが、統一感を持たせると印象が変わります。
見積書の内訳
金額の差が、仕様の差なのか、含まれる範囲の差なのかを見分けるための項目です。
| 本体の代金 | 看板そのものの材料と製作。大きさ、材質、文字の作り方で変わります。 |
|---|---|
| 施工費 | 取り付ける作業。どの高さに、どうやって留めるかで変わります。本体を上回ることもあります。 |
| デザイン費 | 図案の作成。データを持ち込むと不要になる会社もあります。完成データをもらえるかも聞いておくと、次に作るとき楽になります。 |
| 電気工事 | 照明の入った看板の配線。電源をどこから引くかで変わります。 |
| 機材の手配費 | 高所作業車や足場。日単位や車格別で立つことが多い項目です。 |
| 申請の代行費 | 許可が要る看板で、手続きを頼む場合。自治体に納める手数料とは別のものです。 |
| 撤去・処分費 | 古い看板を外して替えるとき。外す作業と、捨てる費用が別に立つことがあります。 |
会社によって項目の立て方が違うため、見積書をそのまま並べても比べられません。 施工費が入っているか、デザイン費が別立てか、古い看板の撤去が含まれるか。 この3点をそろえてから見ると、金額の差が何の差なのかが見えてきます。
相談から引き渡しまでの流れ
8つの手順に分けました。許可が要る看板では、5番目が日程を左右します。
- 1出したい場所と内容を伝える
どこに、どんな看板を出したいか。店名、ロゴの有無、いつまでに要るか。この4つが最初の材料です。物件が決まっていない段階でも、相談だけなら受けている会社があります。
- 2現地を見てもらう
建物のどこに、どれくらいの大きさで出せるか。電源はどこから引けるか。取り付ける壁は何でできているか。ここを見ないと図面も金額も固まりません。
- 3図案を作る
文字の並べ方、色、材質を決めます。この段階で、実際に付いたときの見え方を図で見せてもらえると判断しやすくなります。データを持ち込める場合は、その旨を先に伝えてください。
- 4見積もりを受け取る
本体・施工・デザイン・申請。どこまでが金額に入っているかを書面で確かめます。本体より取り付けのほうが高くなることもあるので、内訳を見てください。
- 5許可が要るか確かめる
一定の大きさを超える看板や、決められた区域に出す看板は自治体の許可が要ります。申請から下りるまでの日数も日程に入れておきます。
- 6作る
材料の手配から製作まで。自社に工場を持つ会社と、外注に出す会社があります。日数の見通しはここで決まります。
- 7取り付ける
高い場所や道路に面した場所では、機材の手配と作業できる時間帯の調整が要ります。
- 8引き渡しと確認
点灯の具合、傾き、取り付けの強さを一緒に確かめます。保証の範囲と期間も、このときに聞いておきます。
看板製作のよくある質問
看板を作るのに、どれくらいの日数がかかりますか。
ロゴのデータがありません。それでも作れますか。
許可の申請は必要ですか。
本体より取り付け費のほうが高いことがあるのですか。
テナントに入るのですが、勝手に看板を出せますか。
作ったあとの面倒は見てもらえますか。
複数の会社に見積もりを頼んでもよいですか。
デザインだけ別の人に頼めますか。
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