2026年8月23日 更新

看板を作るときに
知っておきたいこと

種類ごとに何が違うのか、見積書はどこを見るのか、相談から取り付けまでどう進むのか。 都道府県を問わず共通する話をまとめました。業者は各県のページへ。

10種類看板の種類
7項目見積書の内訳
8手順相談から引き渡しまで

看板を作る費用は、「作る」と「付ける」の2つに分かれます。 このうち読みにくいのは「付ける」ほうです。同じ看板でも、手が届く高さに留めるのと、 3階の壁に機材を組んで留めるのとでは、必要な人数も時間もまるで変わります。

作る費用より、付ける費用のほうが大きくなることもあります。 見積書を見るときは、本体の額だけでなく施工費がいくらで、そこに何が含まれているかを確かめてください。

都道府県ごとの話は別のページに

どの会社が何を扱っているか、いくらで出しているかは地域によって変わります。 そちらは都道府県別のページにまとめました。 実際に公開されている金額は看板の費用で種類別に並べています。

Cases

看板を作ることになる場面

同じ「作る」でも、理由によって決めることが変わります。

店をひらく

看板は工事の終盤に回されがちですが、取り付ける下地と電源の位置は内装工事のうちに決めておく必要があります。内装業者との打ち合わせに間に合うよう、早めに相談しておくと後戻りがありません。

別の場所へ移る

移転先が決まったら、まず建物のどこに出せるかを見てもらいます。ビルのテナントなら、貸主が決めた場所と大きさの範囲でしか出せないことがあります。

店名やロゴを変える

面板の張り替えで済むのか、下地から作り直すのかで金額が変わります。いまの看板の写真を見せて相談するのが早道です。

古くなって作り直す

色があせた、照明が入らなくなった、金具がさびた。付け替えるなら、外す作業と作る作業を同じ会社に頼めると話が早くなります。

夜も見えるようにしたい

電飾やLEDに替えると、営業時間の見え方が変わります。電気工事をともなうため、扱える会社かどうかを先に確かめてください。

道路から見つけてもらいたい

建物の壁だけでなく、突き出した袖看板や、道路沿いのポール看板という選び方もあります。ただし出せる場所と大きさには決まりがあります。

Types

看板の種類

見え方も、費用の決まり方も、種類によって変わります。

壁面看板

建物の壁に付ける、いちばん一般的なもの。面積と材質で本体の額が決まり、付ける高さで施工費が変わります。

チャンネル文字・切り文字

文字を一つずつ切り出して壁に留めるもの。板に印刷したものとは見え方が変わり、そのぶん手間もかかります。

電飾看板・LED看板

中に照明が入るもの。電気工事をともないます。電源をどこから引くかで工事の範囲が変わります。

袖看板(突き出し看板)

建物から道路側へ張り出すもの。歩いてくる人から見つけてもらいやすい反面、出せる大きさに決まりがあります。

ポール看板・自立看板

地面に支柱を立てるもの。基礎工事をともなうため、本体より施工のほうが高くつくことがあります。

スタンド看板・A型看板

店先に置くもの。工事が要らないので、金額を出しやすい種類です。

カッティングシート・窓面

ガラスや壁に貼るもの。文字数と面積で決まります。文字だけの張り替えにも使えます。

テント・幕

日よけを兼ねるテントや、期間を区切って出す幕。布ものは張り替えができます。

ウィンドウサイン

窓ガラスに貼るもの。中が見えすぎるのを抑えつつ、店名を出せます。

室内のサイン

案内板、料金表、メニュー。屋外広告物の許可は要りませんが、統一感を持たせると印象が変わります。

Quotation

見積書の内訳

金額の差が、仕様の差なのか、含まれる範囲の差なのかを見分けるための項目です。

本体の代金看板そのものの材料と製作。大きさ、材質、文字の作り方で変わります。
施工費取り付ける作業。どの高さに、どうやって留めるかで変わります。本体を上回ることもあります。
デザイン費図案の作成。データを持ち込むと不要になる会社もあります。完成データをもらえるかも聞いておくと、次に作るとき楽になります。
電気工事照明の入った看板の配線。電源をどこから引くかで変わります。
機材の手配費高所作業車や足場。日単位や車格別で立つことが多い項目です。
申請の代行費許可が要る看板で、手続きを頼む場合。自治体に納める手数料とは別のものです。
撤去・処分費古い看板を外して替えるとき。外す作業と、捨てる費用が別に立つことがあります。
比べる前に、範囲をそろえる

会社によって項目の立て方が違うため、見積書をそのまま並べても比べられません。 施工費が入っているかデザイン費が別立てか古い看板の撤去が含まれるか。 この3点をそろえてから見ると、金額の差が何の差なのかが見えてきます。

Flow

相談から引き渡しまでの流れ

8つの手順に分けました。許可が要る看板では、5番目が日程を左右します。

  1. 1
    出したい場所と内容を伝える

    どこに、どんな看板を出したいか。店名、ロゴの有無、いつまでに要るか。この4つが最初の材料です。物件が決まっていない段階でも、相談だけなら受けている会社があります。

  2. 2
    現地を見てもらう

    建物のどこに、どれくらいの大きさで出せるか。電源はどこから引けるか。取り付ける壁は何でできているか。ここを見ないと図面も金額も固まりません。

  3. 3
    図案を作る

    文字の並べ方、色、材質を決めます。この段階で、実際に付いたときの見え方を図で見せてもらえると判断しやすくなります。データを持ち込める場合は、その旨を先に伝えてください。

  4. 4
    見積もりを受け取る

    本体・施工・デザイン・申請。どこまでが金額に入っているかを書面で確かめます。本体より取り付けのほうが高くなることもあるので、内訳を見てください。

  5. 5
    許可が要るか確かめる

    一定の大きさを超える看板や、決められた区域に出す看板は自治体の許可が要ります。申請から下りるまでの日数も日程に入れておきます。

  6. 6
    作る

    材料の手配から製作まで。自社に工場を持つ会社と、外注に出す会社があります。日数の見通しはここで決まります。

  7. 7
    取り付ける

    高い場所や道路に面した場所では、機材の手配と作業できる時間帯の調整が要ります。

  8. 8
    引き渡しと確認

    点灯の具合、傾き、取り付けの強さを一緒に確かめます。保証の範囲と期間も、このときに聞いておきます。

FAQ

看板製作のよくある質問

看板を作るのに、どれくらいの日数がかかりますか。
看板の種類と、許可が要るかどうかで変わります。板に印刷するだけのものと、立体の文字を組むものでは工程の数が違います。許可が要る大きさなら、申請から下りるまでの日数も見ておく必要があります。開店日が決まっているなら、その日付を最初に伝えてください。逆算して進め方を組んでもらえます。
ロゴのデータがありません。それでも作れますか。
ほとんどの会社が、図案の作成から受けています。手描きのラフでも構わないと書いている会社もあります。ただしデザイン費が別に立つことがあるので、見積もりの内訳で確かめてください。完成したデータをもらえるかどうかも、あとで別の看板を作るときに効いてきます。
許可の申請は必要ですか。
一定の大きさを超える看板や、決められた区域に出す看板は、自治体の許可が要ります。大きさの基準と区域は自治体ごとに違うため、看板を出す場所の窓口で確かめてください。申請そのものを看板業者に頼めることもあります。手数料は条例で決まっており、代行費とは別にかかります。
本体より取り付け費のほうが高いことがあるのですか。
あります。高い場所に付ける、機材が要る、作業できる時間帯が限られる。こうした条件が重なると、作る費用を上回ります。見積もりを比べるときは、取り付け費が入っているかを必ず見てください。
テナントに入るのですが、勝手に看板を出せますか。
出せません。ビルやテナントでは、看板を出せる場所・大きさ・形が貸主や管理会社の側で決まっているのが普通です。契約書か管理規約に書かれています。看板業者に相談する前に、まず出せる範囲を確かめてください。決まった範囲を伝えると、その中で提案してもらえます。
作ったあとの面倒は見てもらえますか。
会社によります。照明が切れる、色があせる、台風で傾く。看板は付けて終わりではありません。修理や点検を業務に挙げている会社なら、あとの相談もしやすくなります。保証の範囲と期間を、引き渡しのときに確かめておいてください。
複数の会社に見積もりを頼んでもよいですか。
構いません。2社から3社が目安です。ただし会社によって見積書の作り方が違うため、そのまま並べても比べられません。「本体・施工・デザイン・申請」のどこまでが入っているかをそろえてから見ると、金額の差が何の差なのかが見えてきます。
デザインだけ別の人に頼めますか。
できます。データを持ち込む形になります。ただし看板は素材と加工方法で表現できることが変わるため、看板を作る前提で作られていないデータは、そのままでは使えないことがあります。早い段階で看板業者に見てもらうと、あとの手戻りが減ります。
Area

都道府県から看板製作業者を探す

扱っているもの、公開している金額、拠点の場所は地域によって変わります。43都道府県のページがあります。

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