看板を作ろうと決めたとき、最初に決まらないのは金額ではありません。壁に付けるのか、道路側へ突き出すのか、地面に立てるのか。この形が決まらないうちは、どこに問い合わせても見積もりが返ってきません。逆にここさえ決めておけば、あとの話はずいぶん早く進みます。
そして看板の金額は、本体と取り付けに分かれます。高い位置に付ける看板では、作る費用より付ける費用のほうが高くつくことがあります。看板を小さくしても機材の手配費は下がらないので、予算を詰めるなら文字の作り方か材質で調整することになります。
青森県で看板を作ると書いている会社は3社ありました。そのうち2社が青森県内に拠点を置いています。図案から取り付けまでをひと続きで請けると書いているのは3社で、電飾やLEDに触れているのが2社、切り文字やチャンネル文字が1社、屋外広告物の申請の代行が1社でした。
3社とも、金額は公式サイトに出していません。大きさ・材質・付ける場所で変わるため、一律には出しにくいという事情があります。図面か、いまの店構えの写真を添えて問い合わせることになります。拠点は弘前市・八戸市・滝沢市にあります。
看板製作以外も含めて青森県の看板屋を総合的に比べたい場合は青森県の看板屋 比較ページをご覧ください。 こちらは、そのうち「看板を新しく作る」ことに絞って必要な情報をまとめたものです。 順位や点数はつけていません。
看板製作が必要になる場面
同じ「作る」でも、きっかけによって決める順番と急ぎ方が変わります。
看板は工事の終盤に回されがちですが、取り付ける下地と電源の位置は内装工事のうちに決めておく必要があります。3社とも、どこまでを自社で行うかは公式サイトに書いていません。開店日を伝えて、間に合うかを確かめてください。
移転先が決まったら、まず建物のどこに出せるかを見てもらいます。前の看板を持っていけるかは、外し方しだいで変わります。3社のうち2社が撤去も業務に挙げているので、外して付け替えるところまで一度に頼めます。
面板の張り替えで済むのか、下地から作り直すのかで金額が変わります。いまの看板の写真を見せて相談するのが早道です。
夜も見せたいなら電飾やLEDになります。電気工事をともなうため、扱える会社かどうかを先に確かめてください。このページの3社のうち2社が、電飾やLEDの看板を扱うと書いています。
切り文字やチャンネル文字は、板に印刷したものとは見え方が変わります。そのぶん手間もかかります。3社のうち1社(タカムラ看板工芸)が、立体の文字を扱うと書いています。
一定の大きさを超える看板や、決められた区域に出す看板は、自治体の許可が要ります。申請そのものを看板業者に頼めることもあります。3社のうち1社(石沢工業)が、屋外広告物の申請を業務に挙げています。
開店日が決まっている、看板だけ間に合っていない。そうした相談は珍しくありません。外注に出す工程が多いほど日数がかかります。いつまでに必要かを最初に伝えてください。
どの看板にするかを先に決める
形が決まると、費用の見当も、許可が要るかどうかも見えてきます。
道路から見える壁があるなら、まずこれで足りるかを考えます。金額を大きく動かすのは面積よりも取り付け位置で、2階より上に付けるとなった時点で機材の手配費が乗ってきます。青森県の3社の公式サイトに壁面やファサードの看板という書き方は見当たりませんでしたが、扱えないと決まったわけではないので、作りたいものを伝えて聞いてみてください。
板を張るのではなく、文字を一つずつ立体で組んで壁に留める作り方です。同じ店名でも印象が変わりますが、文字数がそのまま手間になるため、長い店名ほど割高になります。青森県では1社(タカムラ看板工芸)が立体の文字に触れています。
夜も営業する店では、点くか点かないかで見つけてもらえる数が変わります。電気工事をともなうので、電源をどこから引けるかを見てもらわないと金額が固まりません。青森県では2社(石沢工業・タカムラ看板工芸)が電飾やLEDに触れています。
壁面看板は正面からしか見えませんが、袖看板は道を歩きながら視界に入ります。ビルのテナントでは出せる位置と大きさが決まっていることが多いので、契約書を先に確かめてください。青森県では1社(石沢工業)が突き出し看板に触れています。
車で通る人に見つけてもらう形で、ロードサイドの店では代えがききません。地面を掘って基礎を作るため、看板本体より土木工事のほうが高くつくことがあります。青森県の3社の公式サイトに自立看板やポール看板という書き方は見当たりませんでしたが、扱えないと決まったわけではないので、作りたいものを伝えて聞いてみてください。
工事が要らないので、決めればその日から店先に置けます。ただし道に置き続けられるかどうかは、その道路の使い方の決まりに左右されます。青森県の3社の公式サイトに置き型の看板という書き方は見当たりませんでしたが、扱えないと決まったわけではないので、作りたいものを伝えて聞いてみてください。
ガラス面のある店なら、いちばん安く始められる方法です。文字だけを入れ替えられるので、営業時間や電話番号のように変わりうるものを載せるのに向きます。青森県の3社の公式サイトにシートやフィルムの施工という書き方は見当たりませんでしたが、扱えないと決まったわけではないので、作りたいものを伝えて聞いてみてください。
期間を区切って出せるため、開店やセールの告知に向きます。布は張り替えられるので、看板そのものを作り直さずに見せ方を変えられます。青森県の3社の公式サイトにのぼりや幕、テントという書き方は見当たりませんでしたが、扱えないと決まったわけではないので、作りたいものを伝えて聞いてみてください。
形を一つに絞らないまま相談しても構いません。出したい場所の写真を見せれば、その建物に付けられるものを挙げてもらえます。案を出してもらいながら決めることもできます。種類ごとの作り方や日数の見通しは看板製作のきほんにまとめました。
看板の金額は、何で決まるのか
同じ大きさの看板でも、額が二倍三倍と変わることがあります。その理由は限られています。
| 金額を動かすもの | どう動くか |
|---|---|
| 面積と材質 | 材料が増えれば額も上がりますが、面積に比例して上がるわけではありません。屋外用の素材は何年もつかで段階が分かれているので、何年使うつもりかを先に決めると選ぶものが絞れます。 |
| 取り付ける高さ | 脚立で届く高さと、高所作業車を出す高さの間には段差があります。車両を手配すると日単位で費用が立ち、看板本体を小さくしてもこの分は下がりません。青森県で取り付けまで請けると書いているのは3社でした。 |
| 文字の作り方 | 印刷した板を張るのか、文字を切り出して一つずつ留めるのか。同じ店名でも手間が何倍も違うので、予算を詰めるならここがいちばん効きます。 |
| 電気を通すかどうか | 照明を入れると、看板の代金に電気工事が乗ります。既存の電源が近くにあるかどうかで工事の範囲が変わるため、現地を見てもらうまで固まりません。 |
| 図案を誰が作るか | ロゴのデータを渡せるなら、デザイン費が要らないこともあります。ただし看板は素材によって表現できることが変わるため、印刷物用に作られたデータがそのまま使えるとは限りません。青森県では3社が図案の作成に触れています。 |
| 許可が要るかどうか | 大きさや出す場所によっては、自治体の許可が要ります。手数料そのものは大きくありませんが、申請から下りるまでの日数を工程に入れておかないと開店日に間に合いません。青森県で申請の代行に触れているのは1社です。 |
| いつまでに要るか | 急ぐほど、選べる材料と工法が減ります。開店日が決まっているなら、その日付を最初に伝えて逆算してもらってください。 |
青森県で看板を作ると書いている3社のうち、金額を公式サイトに出している会社はありませんでした。見積書は会社ごとに項目の立て方が違うので、そのまま並べても比べられません。「本体・取り付け・図案・電気・申請」のどこまでが入っているかをそろえてから見てください。種類別の目安は看板の費用にまとめています。
看板製作の流れ
相談から取り付け、引き渡しまでの6手順です。
- 1出したい場所と内容を伝える
青森県内のどこに、どんな看板を出したいか。店名、ロゴの有無、いつまでに要るか。この4つが最初の材料です。物件がまだ決まっていない段階でも、相談だけなら受けている会社があります。
- 2現地を見てもらう
建物のどこに、どれくらいの大きさで出せるか。電源はどこから引けるか。取り付ける壁は何でできているか。ここを見ないと図面も金額も固まりません。
- 3図案を作る
文字の並べ方、色、材質を決めます。3社のうち3社が、デザインを自社の業務に挙げています。手描きのラフでも構わないと書いている会社もあります。
- 4見積もりを受け取る
本体・施工・デザイン・申請。どこまでが金額に入っているかを書面で確かめます。本体より取り付けのほうが高くなることもあるので、内訳を見てください。
- 5作る
材料の手配から製作まで。自社工場を持つ会社と、外注に出す会社があります。日数の見通しはここで決まります。
- 6取り付ける
3社のうち3社が、取り付けまで自社で行うと書いています。高い場所や、道路に面した場所では、機材の手配と時間帯の調整が要ります。
青森県で看板製作を頼む業者の選び方
問い合わせの段階で聞いておくと、見積もりが出てからの行き違いを減らせます。
3社のうち3社(石沢工業・タカムラ看板工芸・栄建)が取り付けまで自社で行うと書いています。窓口がひとつなら、不具合が出たときの連絡先も迷いません。
3社のうち3社(石沢工業・タカムラ看板工芸・栄建)がデザインを業務に挙げています。ロゴがまだ無い段階から相談できると、看板の形に合わせて考えてもらえます。
3社のうち2社(石沢工業・タカムラ看板工芸)が電飾やLEDの看板を扱うと書いています。
3社のうち1社(タカムラ看板工芸)が切り文字やチャンネル文字を扱うと書いています。
3社のうち1社(石沢工業)が屋外広告物の申請を業務に挙げています。大きな看板では、この手続きが要ります。
3社とも公式サイトに金額を出していません。看板は大きさと場所で変わるため、出しにくいという事情もあります。図面か写真を添えて問い合わせることになります。
3社のうち2社が青森県内に拠点を置いています。現地を見てもらう回数が多くなるほど、近いほうが話が早く進みます。
看板は付けて終わりではありません。照明が切れる、色があせる、台風で傾く。3社のうち2社が、修理や点検を業務に挙げています。
青森県で看板製作に対応する業者の比較
公式サイトに看板製作の記載があった3社を、拠点の場所で分けました。青森県内が2社、青森県外から対応しているのが1社です。順位や点数はつけていません。
青森県に拠点がある会社(2社)
現地を見てもらう回数が多くなるほど、近いほうが日程を組みやすくなります。
← 横にスクロールできます →
| 業者名 | 対応エリア | 作れる看板 | デザイン | 取り付け | 立体文字 | 電飾・LED | 申請の代行 | 金額の公開 | 問い合わせ |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 株式会社石沢工業 青森県弘前市神田2-4-20(青森・八戸・大館の営業所、仙台事務所あり) | 青森県を中心に北海道・東北・関東(屋外広告業登録は青森・秋田・岩手・宮城・山形・福島ほか) | 大型看板/袖看板/LEDサイン/照明看板 | ○ デザイン |
○ 施工 |
— | ○ LEDサイン |
○ 申請代行 |
— | 公式サイト |
| 有限会社タカムラ看板工芸 青森県八戸市大字妙字西平8-130 | 記載なし(青森県・岩手県の知事登録) | 看板の企画・デザイン・製作・施工・メンテナンス/LED看板/プラスチック看板/金属文字・装飾 | ○ 看板の企画・デザイン・製作・施工・メンテナンス |
○ 看板の企画・デザイン・製作・施工・メンテナンス/塗装工事 |
○ ステッカー・切り文字シール |
○ LED看板/ネオンサイン工事 |
— | — | 公式サイト |
青森県外から対応している会社(1社)
公式サイトで青森県を対応エリアに含むと明記している会社です。出張費の扱いを確かめておいてください。
← 横にスクロールできます →
| 業者名 | 対応エリア | 作れる看板 | デザイン | 取り付け | 立体文字 | 電飾・LED | 申請の代行 | 金額の公開 | 問い合わせ |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 株式会社栄建 岩手県滝沢市巣子187-1 | 岩手県・青森県・秋田県・宮城県・山形県・福島県(屋外広告業の登録地域) | 各種看板のデザイン | ○ 各種看板のデザイン |
○ 施工/高所作業車での施工 |
— | — | — | — | 公式サイト |
※ 2026年8月18日時点で各社の公式サイトに記載されていた内容です。
※「—」は公式サイトで記載を確認できなかった項目です。対応できないという意味ではありません。
※ 当ガイドは各社の業務品質を評価・保証するものではありません。金額と対応の可否は必ず各社にご確認ください。
公式サイトに載っている業務の書き方は、会社によってまちまちです。一つずつ数え上げている会社もあれば、「各種看板」とだけ書いている会社もあります。青森県の3社では、デザインに触れているのが3社、取り付けが3社、立体文字が1社、電飾やLEDが2社でした。「—」は書かれていなかったという意味で、できないという意味ではありません。扱えるものが多い会社ほど良いとは限りません。ひとつに絞って作り込む会社もあります。
青森県に拠点がある2社が書いていること
公式サイトに載っていた記載を、会社ごとに並べました。書き足しも言い換えもしていません。青森県外から対応している1社は、上の表をご覧ください。
昭和22年に金属装飾工業所として始まった弘前の看板会社。青森市・八戸市・大館市に営業所、仙台にも事務所があります。屋外広告業の登録は東北6県にわたり、建設業許可(青森県知事 般-4 第10606号/大工・鋼構造物)も保有。申請の代行まで引き受けます。
| 所在地 | 青森県弘前市神田2-4-20(青森・八戸・大館の営業所、仙台事務所あり) |
|---|---|
| 創業・設立 | 昭和22年(1947年)6月創立、昭和43年に株式会社へ改組 |
| 対応エリア | 青森県を中心に北海道・東北・関東(屋外広告業登録は青森・秋田・岩手・宮城・山形・福島ほか) |
| そのほかの業務 | 大型看板/袖看板/LEDサイン/照明看板/屋上広告塔/案内板/デザイン/設計/施工/管理/申請代行 |
八戸市の看板店。屋外広告士が登録され、屋外広告物点検技能講習を修了した点検業務にも対応します。修理と撤去を業務に明記しており、貸看板(ロードサイン)の枠も持っています。屋外広告物の賠償責任共済にも加入。
| 所在地 | 青森県八戸市大字妙字西平8-130 |
|---|---|
| 営業時間 | 8:30〜17:30 休:日曜・祝日 |
| 対応エリア | 記載なし(青森県・岩手県の知事登録) |
| 看板製作まわりの記載 | 看板の企画・デザイン・製作・施工・メンテナンス/撤去工事/屋外広告物の点検業務 |
| そのほかの業務 | LED看板/プラスチック看板/金属文字・装飾/ステッカー・切り文字シール/ロードサイン・貸看板/看板の塗り替え/塗装工事/ネオンサイン工事/看板取付工事/修理 |
※ 2026年8月18日時点の各社公式サイトの記載です。ここに無い作業でも、相談すれば対応できることがあります。
看板製作のよくある質問
青森県で看板を作ると、いくらくらいかかりますか。
青森県外の会社に頼んでも大丈夫ですか。
光る看板を作りたいのですが、どこに頼めますか。
切り文字や立体の文字は作れますか。
作るところと付けるところは、同じ会社に頼めますか。
作ったあと、不具合が出たときはどうなりますか。
古い看板を外して、新しいものに替えたいのですが。
見積書の内訳、看板の種類ごとの作り方、日数の見通し、許可の考え方。 こうした青森県に限らない話は看板製作のきほんにまとめました。 このページは、青森県の会社に絞っています。
青森県で看板製作に対応できる業者を比べる
出したい場所の写真と、店名やロゴのデータ。この2つがあると初回の相談で話が具体的になります。
物件が決まっていない段階でも、相談だけ受けている会社があります。
青森県の市区町村から探す
青森県内の1市に比較ページがあります。 その市に対応すると書いている会社だけに絞って見られます。
出典
比較表に載せた各社の公式サイト
- 株式会社石沢工業 https://www.sign1430.co.jp/(2026年8月18日 確認)
- 有限会社タカムラ看板工芸 https://www.takamurakanbankougei.com/(2026年8月18日 確認)
- 株式会社栄建 https://www.eiken-sign.co.jp/(2026年8月18日 確認)
青森県の屋外広告物に関する規定
掲載内容は上記の時点で各サイトに記載されていたものです。 営業時間・対応範囲・金額・手続きは変わることがあるため、依頼の前に各社および自治体の公式情報をご確認ください。
