埼玉県で看板を外す仕事を請けると書いている会社は5社。拠点が埼玉県内にあるのが4社、埼玉県外から対応しているのが1社です。撤去まわりの金額を公式サイトに出している会社はありません。外す作業の額は看板そのものよりどこに付いていて、外すのに何が要るかで決まるため、現場を見るまで固まらないというのが理由です。看板の製作費を載せている会社はありますが、それとは別に見積もられます。
5社の記載を並べると、対応の幅がはっきり分かれます。高いところの作業に触れているのが2社、外した看板の処分に触れているのが0社、外したあとの原状回復に触れているのが1社。書いていない会社が対応できないとは限りませんが、金額に効くのはこの3つなので、問い合わせのときに揃えて聞いておくと比べやすくなります。
急ぐかどうかを決めるのは埼玉県屋外広告物条例です。表示する必要がなくなった看板は5日以内外すことが求められています。閉店日から逆算して手配することになります。また埼玉県では10市が独自の条例を持っており、看板のある市によって手続きの相手が変わります。拠点はさいたま市大宮区・川口市・川越市・越谷市・豊島区にあります。
看板撤去以外も含めて埼玉県の看板屋を総合的に比べたい場合は埼玉県の看板屋 比較ページをご覧ください。 こちらは、そのうち「看板を外す」ことに絞って必要な情報をまとめたものです。 順位や点数はつけていません。
看板撤去が必要になる場面
同じ「外す」でも、理由によって急ぎ方と確かめることが変わります。
閉店が決まったら、店名や社名の入った看板は残せません。埼玉県屋外広告物条例は、表示する必要がなくなったときは5日以内外すことを求めています。閉店の日取りが決まった時点で、撤去の手配もあわせて動かすことになります。
賃貸の契約書には、借りる前の状態に戻すことが書かれているのが普通です。看板を外すだけで済むのか、ビス穴の埋め戻しや壁の塗り直しまで求められるのか。この範囲は条例ではなく契約で決まります。外したあとを直すところまで公式サイトに書いているのは、このページでは七彩です。
埼玉県屋外広告物条例にもとづく許可には期限があります。期限が切れたら5日以内外すことが求められており、更新するか外すかを期限の前に決めておくことになります。ただしさいたま市・川越市・川口市など10市は市の条例が適用されるため、期限の扱いが県条例と違うことがあります。
長く使った看板は、取付金具のさびや下地の傷みが進みます。埼玉県屋外広告物条例は定期の点検を義務づけているため、傷みが分かった時点で修理か撤去かの判断を迫られます。
まず人が近づかないようにするのが先です。壊れ方によっては、落下を止める応急処置と、あらためて日を決めての本撤去に分かれます。高いところの作業に触れているのはトラップ・七彩です。
古い看板を外して新しいものに替える場合です。撤去と製作を同じ会社に頼めると、取付面の下地や電源の状態をそのまま引き継いで考えてもらえます。このページの5社は、いずれも看板の製作も手がけている会社です。
看板撤去の流れ
問い合わせから、外したあとの届出までの6手順です。
- 1看板のある場所と種類を伝える
問い合わせのときに要るのは、埼玉県内のどこにある看板か、どんな種類か、いつまでに外したいかの3つです。住所は市名まではっきり伝えてください。さいたま市・川越市・川口市などでは市の条例が適用され、手続きの相手が変わります。
- 2写真を用意する
看板の全体、取り付けてある部分、建物のどこに付いているかがわかる引き。この3枚を先に送ります。
- 3現地を見て見積もりを受け取る
高いところの看板や照明の入った看板は、現地を見てから金額が固まります。見積書では、廃材処分と壁の補修がどこまで入っているかを確かめます。
- 4作業と搬出
周りを養生し、電気が通っている看板は先に電源を処理してから外します。外した看板をどう運び出すかは、見積もりの段階で決めておきます。
- 5届出を出す
許可を受けていた看板なら、外したあとに埼玉県屋外広告物条例にもとづく届出が要ります。様式と提出先は上の「埼玉県屋外広告物条例で決まっていること」にまとめました。外したあとの写真を求められることがあるので、作業した日のうちに現場を撮っておいてください。業者に代行を頼むなら、その手配も作業日までに決めておきます。
- 6期限に間に合わせる
埼玉県屋外広告物条例は、必要がなくなった看板を5日以内に外すことを求めています。閉店日から逆算して、この日数に収まるよう手配してください。
埼玉県屋外広告物条例で決まっていること
許可を受けていた看板は、外したあとにも手続きが要ることがあります。
看板は建てるときだけでなく、出している間も、外したあとも決まりがあります。 埼玉県では埼玉県屋外広告物条例とその施行規則が根拠です。撤去に関わるところを抜き出しました。
条例第十一条第2項は「前項の許可の期間は、三年を超えることができない。」と定めています。同条第3項により、申請にもとづいて期間を更新することができます。
条例第十五条は「許可の期間が満了したとき、若しくは次条の規定により許可が取り消されたとき、又は広告物の表示若しくは掲出物件の設置が必要でなくなつたときは、五日以内に当該広告物又は掲出物件を除却しなければならない。」と定めています。日数がはっきり切られているので、閉店の日程を組むときは撤去の手配を先に済ませておくことになります。
同じく第十五条により、除却したときは遅滞なくその旨を知事に届け出ることとされています。埼玉県の様式では様式第6号(除却届)が使われます。
条例第十四条の二は「規則で定めるところにより、定期に、当該広告物又は掲出物件の損傷、腐食その他の劣化の状況について点検を行わなければならない。」と定めています。令和3年の条例改正で加わった規定です。
第十四条の二第2項により、規則で定める広告物の点検は「広告物等点検資格者」に行わせなければなりません。第3項では、それ以外の一部についても資格者に行わせるよう努めることとされています。
第十四条の二により、許可や許可期間の更新を受けようとする者は、点検の結果を知事に報告しなければなりません。傷んだまま出し続けることができない仕組みになっています。
| 申請と届出の窓口 | 広告物を出す場所の市町村の窓口が原則です。埼玉県は窓口一覧を公開しており、禁止地域にあたるかどうかも含めて、そこで相談することになっています。 |
|---|---|
| 市の条例が適用される区域 | さいたま市・川越市・川口市・越谷市・熊谷市・春日部市・戸田市・新座市・八潮市・三郷市(10市) |
埼玉県では10の市が独自の条例を持っており、その区域には県条例が適用されません。許可の基準や手続きが県条例と違うことがあります。 手続きの相手を決めるのは看板が立っている場所であって、頼む会社の所在地ではありません。 このページの5社のうち4社はさいたま市・川口市・川越市・越谷市に拠点がありますが、それとは別に、外す看板がどの市にあるかで届出先が変わります。
・埼玉県屋外広告物条例の決まりが及ぶのは許可を受けていた看板です。許可が要らない看板もあるので、許可書の有無と設置場所から確かめてください。
・外す看板がさいたま市・川越市・川口市・越谷市など10市にあるなら、根拠になるのは県条例ではなくその市の条例です。まず市を確かめてください。
・外したあとの壁をどこまで戻すかは条例の話ではなく、貸主との契約で決まります。行政の手続きとは別に、管理会社との確認が要ります。
※ 2026年8月19日時点の条例・規則および自治体の案内にもとづきます。 内容は変わることがあるため、手続きの前に下記の公式ページで確かめてください。
埼玉県で看板撤去を頼む業者の選び方
問い合わせの段階で聞いておくと、見積もりが出てからの行き違いを減らせます。
5社のうち2社(トラップ・七彩)が高所での作業に触れています。袖看板や屋上看板では、ここが金額に一番響きます。
5社のうち3社(KDネオン・トラップ・七彩)が電飾やLEDの看板を扱うと書いています。電気が通ったままの看板でも相談できるかを聞いておきます。
5社とも公式サイトには処分に触れています。外した看板をどこへ運ぶのかを、見積もりの前に確かめておいてください。処分費が別か込みかで、見積もりの見え方が変わります。
5社のうち1社(七彩)が原状回復や取付跡の補修に触れています。どこまで戻すかは貸主との契約で決まるため、範囲を伝えて確かめてください。
5社とも、撤去まわりの金額は公式サイトに出していません。製作費を載せている会社はありますが、外す作業の額とは別物です。目安を知りたいときは、看板の写真を添えて複数社に問い合わせることになります。
埼玉県では10市が独自の条例を持っています。外す看板がさいたま市・川越市・川口市などにあるなら、その市の手続きを扱った経験があるかを聞いておくと話が早くなります。
埼玉県屋外広告物条例が5日以内の除却を求めているぶん、日程に余裕がありません。機材の空き具合を先に確かめてください。
賃貸物件では、作業日や作業方法について管理会社の了解が要ることがあります。書類や図面を用意してもらえるかを確かめます。
埼玉県で看板撤去に対応する業者の比較
公式サイトに看板撤去の記載があった5社を、拠点の場所で分けました。埼玉県内が4社、埼玉県外から対応しているのが1社です。順位や点数はつけていません。
埼玉県に拠点がある会社(4社)
現地を見てもらう回数が多くなるほど、近いほうが日程を組みやすくなります。
← 横にスクロールできます →
| 業者名 | 対応エリア | 撤去に関する記載 | 高所作業 | 電飾・LED | 廃材処分 | 原状回復 | 撤去まわりの金額 | 問い合わせ |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 有限会社豊島工芸 埼玉県さいたま市大宮区大門町3-7 | さいたま市および埼玉県内 | 看板撤去 | — | — | — | — | — | 公式サイト |
| 株式会社関東ダイイチ 埼玉県川口市西川口2-10-1 | 埼玉県・東京都・神奈川県・千葉県・茨城県・栃木県・群馬県の関東一円 | 看板撤去 | — | — | — | — | — | 公式サイト |
| 株式会社KDネオン 埼玉県川越市大字山田1716-1(本社)/川越市福田・上尾市に拠点 | 記載なし(川越市2拠点と上尾市に拠点) | 看板撤去 | — | ○ ネオン看板/LED看板 |
— | — | — | 公式サイト |
| 株式会社トラップ 埼玉県越谷市下間久里723-7 | 越谷市・春日部市・草加市・吉川市・三郷市(松伏町・千葉県野田市も) | 看板のメンテナンス・撤去 | ○ | ○ LED看板/ネオン |
— | — | — | 公式サイト |
埼玉県外から対応している会社(1社)
公式サイトで埼玉県を対応エリアに含むと明記している会社です。出張費の扱いを確かめておいてください。
← 横にスクロールできます →
| 業者名 | 対応エリア | 撤去に関する記載 | 高所作業 | 電飾・LED | 廃材処分 | 原状回復 | 撤去まわりの金額 | 問い合わせ |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 七彩株式会社 東京都豊島区西池袋(製造工場・工事部門は埼玉県) | 東京都・神奈川県・埼玉県・千葉県(その他の地域はオンラインショップの配送で対応) | 原状回復工事 | ○ 高所作業車を使う特殊工事 |
○ 電飾スタンド看板/LED看板 |
— | ○ 原状回復工事 |
— | 公式サイト |
※ 2026年8月18日時点で各社の公式サイトに記載されていた内容です。
※「—」は公式サイトで記載を確認できなかった項目です。対応できないという意味ではありません。
※ 当ガイドは各社の業務品質を評価・保証するものではありません。金額と対応の可否は必ず各社にご確認ください。
看板業者の公式サイトは、作れる看板の紹介が中心です。外すときに何をどこまでやるかまでは書かれていないことが多く、埼玉県の5社でも、5社すべてに印が付いた項目はありません。2社が高所作業、0社が廃材処分、1社が原状回復に触れているという内訳です。「—」は書かれていなかったという意味で、対応していないという意味ではありません。この3つは金額に直結するので、問い合わせのときにまとめて確かめてください。
埼玉県に拠点がある4社が書いていること
公式サイトに載っていた記載を、会社ごとに並べました。書き足しも言い換えもしていません。埼玉県外から対応している1社は、上の表をご覧ください。
大宮で50年以上続く看板店。製作・取り付け・撤去を掲げ、さいたま市役所の仕事も公式サイトで紹介しています。
| 所在地 | 埼玉県さいたま市大宮区大門町3-7 |
|---|---|
| 創業・設立 | 50年以上の実績と記載 |
| 対応エリア | さいたま市および埼玉県内 |
| 看板撤去まわりの記載 | 看板撤去 |
| そのほかの業務 | 看板製作/看板取り付け |
1996年設立、西川口のデザイナーがいる看板屋。撤去まで自社一貫と明記し、東京都屋外広告業(都広497号)と埼玉県への届出(第1867号)を掲示。主要品目の目安価格も公開しています。
| 所在地 | 埼玉県川口市西川口2-10-1 |
|---|---|
| 創業・設立 | 1996年(平成8年)3月設立 |
| 営業時間 | 9:00〜18:00 休:土曜・日曜・祝日 |
| 対応エリア | 埼玉県・東京都・神奈川県・千葉県・茨城県・栃木県・群馬県の関東一円 |
| 看板撤去まわりの記載 | 看板撤去 |
| そのほかの業務 | 看板デザイン/看板設計/看板製作/取付工事/アクリル加工品/ディスプレイ什器/ロゴデザイン/印刷物/ホームページ製作 |
川越のネオン・LED専門の看板会社。ネオンの雰囲気をLEDで再現するネオンチューブやLEDビジョンを扱い、作成から修理・撤去まで明記しています。
| 所在地 | 埼玉県川越市大字山田1716-1(本社)/川越市福田・上尾市に拠点 |
|---|---|
| 対応エリア | 記載なし(川越市2拠点と上尾市に拠点) |
| 看板撤去まわりの記載 | 看板撤去 |
| そのほかの業務 | 店舗用看板/サイン看板/ネオン看板/LED看板/LEDビジョン/LEDネオンチューブ/デジタルサイネージ/切り文字サイン/ウィンドウフィルム/看板作成/看板修理 |
1989年設立、越谷の看板店。施工例に「メンテナンス・撤去」の区分を設け、壁面パネル看板の撤去について「撤去工事も適正価格で行いますのでご相談ください」と書いています。第一種電気工事士・ネオン工事士・高所作業車・小型移動式クレーンなど12の資格・修了証を公式サイトで公開し、高所作業車とクレーン付きトラックを自社保有しています。
| 所在地 | 埼玉県越谷市下間久里723-7 |
|---|---|
| 創業・設立 | 1989年(平成元年)10月設立 |
| 対応エリア | 越谷市・春日部市・草加市・吉川市・三郷市(松伏町・千葉県野田市も) |
| 看板撤去まわりの記載 | 看板のメンテナンス・撤去 |
| そのほかの業務 | 看板デザイン/看板製作/看板取付/看板修理/パネル看板/壁面看板/袖看板/野立看板/自立ポール看板/カッティングシート/カルプ文字・チャンネル文字/LED看板/屋上看板/スタンドサイン/建植サイン/表札・銘板/懸垂幕・横断幕/テント/ネオン/木彫看板 |
※ 2026年8月18日時点の各社公式サイトの記載です。ここに無い作業でも、相談すれば対応できることがあります。
看板撤去のよくある質問
看板を外すまでの期限は決まっていますか。
埼玉県内なら、どこでも手続きは同じですか。
外したあと、誰が届出を出しますか。
金額の目安はどこで分かりますか。
高いところの袖看板もお願いできますか。
看板の点検は義務ですか。
写真の撮り方、見積書のどこを見るか、看板の種類ごとの外し方、処分費や壁の補修の考え方。 こうした埼玉県に限らない話は看板撤去のきほんにまとめました。 このページは、埼玉県の会社と埼玉県屋外広告物条例に絞っています。
埼玉県で看板撤去に対応できる業者を比べる
外したい看板の写真を用意しておくと、相談と見積もりが早く進みます。
高いところの看板や電飾看板なら、現地を見てくれる会社を選んでください。
出典
比較表に載せた各社の公式サイト
- 有限会社豊島工芸 https://www.kangbang.com/(2026年8月18日 確認)
- 株式会社関東ダイイチ https://a-kanban.net/(2026年8月18日 確認)
- 株式会社KDネオン http://www.kd-neon.co.jp/(2026年8月18日 確認)
- 株式会社トラップ https://trap36.com/(2026年8月18日 確認)
- 七彩株式会社 https://www.nanasaikanban.com/(2026年8月18日 確認)
埼玉県の屋外広告物に関する規定
- 埼玉県屋外広告物条例(埼玉県) https://www.pref.saitama.lg.jp/documents/18524/saitama-okugaijourei.pdf(2026年8月19日 確認)
- 埼玉県「屋外広告物法及び埼玉県屋外広告物条例について」 https://www.pref.saitama.lg.jp/a1102/okugai-top/(2026年8月19日 確認)
掲載内容は上記の時点で各サイトに記載されていたものです。 営業時間・対応範囲・金額・手続きは変わることがあるため、依頼の前に各社および自治体の公式情報をご確認ください。
